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<中3トイレ監禁>昨秋から登校せず 学校「不登校と判断、虐待見抜けず」(毎日新聞)

 中学3年だった次男(15)を自宅トイレに11日間にわたり監禁したとして、母親の中島まゆみ(47)と内縁の夫の川崎輝久(34)両容疑者が逮捕された事件で、次男が通っていた東京都練馬区の区立中の校長や区教委の吉村潔教育指導課長らが3日会見し、次男が昨年9月以降、学校に姿を見せなくなっていたことを明らかにした。校長は「家庭訪問をし、母親と連絡を取り続けていたが、本人とはほとんど接触できなかった。不登校と判断し、虐待を見抜けなかった」と釈明した。

 会見での説明によると、次男は昨年8月の修学旅行には来たが、9月1日から登校しなくなった。校長や担任が同5日以降、再三にわたり中島容疑者と面談するなどして登校を促したが、中島容疑者は「次男は川崎(容疑者)のところで働いている」などと答え、学校はその言葉を信じていたという。

 次男は11月16日に卒業写真を撮影するため中島容疑者と登校。担任は表情が暗いと感じたが、顔に傷はなく、虐待を疑うことはなかった。今年2月5日には学校に「修学旅行で5人の友達にいじめられた」との内容のファクスが届いた。次男の筆跡とみられたが、言葉の使い方などから、川崎容疑者が書かせた可能性もあるという。学校が調査したところ、いじめの事実は確認されなかった。

 一方、都児童相談センター(新宿区)の担当者は「事件発覚の2月15日に警察から連絡を受けるまで学校から相談はなかった」とし、「関係機関が連携を密にする必要があったと思う」と話した。

 警視庁光が丘署によると、次男は「昨年8月ごろから、角材や模造刀で殴られたり、ガス銃で(プラスチック製の)BB弾を撃たれたりした。体罰が怖くて逃げられなかった」と話しているという。同署は動機を追及、両容疑者が日常的に虐待していたとみて傷害容疑でも捜査している。【神澤龍二、山本太一、内橋寿明】

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